去る5/22(水)、6/8(土)の足かけ二日間にわたり、
我々会員開発委員会企画による、研修事業
「Next Leader Brush up 塾」を開催いたしました。
因幡地域に住まう青年経済人のリーダーシップの醸成、
経営者(及び予備軍)の経営力向上の一助となるべく
開催する事業です。
運営側としては、期待とともに責任感も高まるなかで
当日を迎えることとなりました。
まず、5/22(水)の第1部。会場は鳥取産業会館。
講師はfjコンサルタンツ 藤原毅芳氏。
「経営の優先順位」と題して
ご講演いただきました。
スクリーンに映し出される、これ以上無くシンプルな
スライドを前にして繰り出される藤原氏の刺激的な言葉の数々。。
「自分の脳を破壊する」
「常に昨日の自分を超えていく」
「土日だろうが仕事のことを考え続けるのは当たり前」
2万人以上の経営者、クライアントと面談を経験され
現在も業種を一切限定せずコンサルティングを行われているという
藤原氏ならではの、普遍的(一見抽象的)ながらも
同時に実践的で説得力のある、ある種不思議なお話でした。
150名以上の来場者の方々の多くが、おそらく
「自分にもできる」とモチベーションを新たに帰路に着かれたのではないでしょうか。
つづいて、6/8(土)の第2部。会場はとりぎん文化会館です。
ひらい経営教育研究所の平井暉士氏を講師にお招きし、
「経営力を伸ばすイノベーション」と題して
お話をいただきました。
(株)島津製作所での、エンジニア、工場長としてのご経験、
湘南島津(株)の代表取締役として見事V字回復を成し遂げられた実績を
裏付けとした、まさに「経営者は何をしなければならないか」という
確信を突くようなお話でした。
「経営には冷徹さが必要である」
「経営学の知識だけでは経営はできない」
「経営においては、維持と改革が同時に必要とされる」
そんな言葉、エッセンスが印象に残りました。
お二人のお話を通して改めて認識させられたのは、
経営には奇策、飛び道具は無いということ。
何を目指すのかを見失わず、その中で日々の積み重ねを愚直に続けることなのだと
私なりに認識いたしました。
最後に。。。
ご来場いただきました、延べ300名近くの皆様、
ご多忙の中足を運んでくださり、ありがとうございました。
皆様の中には会社の経営層という立場ではない方も多くいらっしゃったかと思いますが、
それでも今回の事業を、日常では得られない何らかの気づきを得るきっかけとして下されば幸いです。